スコーピオ杯 先行クリオグリ vs 追込クリオグリ
(※)1個人の見解です
先行クリオグリ
保険はU=ma2。
メリット
① 作りやすさ
→ 間違いなく追込よりは作りやすい。回復はコーナー回復or軽やかステップを持ってくれば良い。最悪、今回の配布アルダンを採用し好位追走/レースプランナー(1〜5位の順位条件あり)で妥協することもできる。
② 安定したサブ加速がある
→ 今回は直滑降/決意の直滑降が100%有効加速となるため、いつものぶっ飛びに鬼に金棒。どうしても賢さニシノが積めなければ、なんとか直滑降を引っ張ってくるだけでも十分仕事してくれるはず。
③ 前脚質ゆえの安定感
→ 追込に比べれば前が壁になる、最終コーナーで外に膨れるなどの事故・展開負けが減る。前まで届かないなども起きにくい。
デメリット
① 火力不足
→ どうしても追込と比べると火力不足は否めない。脚質補正上、こればっかりは仕方がない。
② 保険がやや弱い
→ 今回は保険となるU=ma2の発動が早い。接続こそするが、終盤突入時の加速効果はいつもより期待できず。
③ 他先行ウマ娘の台頭
→ 今回はユキノビジン、新衣装タマモ、赤テイオー、ハロウィンドトウなど先行勢のライバルも多い。最近はそれなりにスキルやサポカなどの先行に対する補強が相次いでいるため、一筋縄では行かなさそう。
追込クリオグリ
保険は下校の楽しみ。
メリット
① 最大火力
→ 当然のことながら、最大火力はこっち。最終直線での速度差が違いすぎる。
② 確実な保険
→ 今回の追込クリオグリの保険となる下校の楽しみ。タイミングもドンピシャであり、申し分ない。
③ 編成のバランス
→ 現段階では、今回はクリオグリ以外では先行脚質が流行するだろうと見られている。自分でも先行脚質のウマ娘を出すことになるであろう以上、後ろ脚質として追込クリオグリを出すことによってより安定すると考えられる。
デメリット
① 育成難易度
→ 言わずもがな。下校の楽しみが落ちない上に、その他に自前で回復2種を用意する必要がある。さらに求められる完成度。中途半端な個体では仕上がった先行クリオグリにはなかなか勝ちづらいだろう。
② サブ加速の不安定さ
→ 追込のサブ加速は彼方アナボ。5〜6位に居ないと発動しない上、彼方は掛かってしまうと発動しないため、どうしても不安定さが目立つ。他にはワンチャンスなどもあるが、終盤ランダムのため信用できない。
③後ろ脚質ゆえの事故・展開負けの発生
→ 後ろ脚質のため、どうしてもブロックなどの事故、外に膨れるなどの展開負けは起こりやすくなる。それで負けた暁には端末をぶん投げたくなること間違いなし。
結論
正直、個人的には両者とも一長一短って感じがする。
最大火力は確かに追込かもしれないが、どうしてもそこには膨大な試行回数が必要となる。また、中途半端な個体ではもはや太刀打ちできないのが昨今のチャンピオンズミーティングである。
私個人としては、A決勝進出が目標で、育成の時間があまり取れないならば、クリオグリは先行で育成することをオススメする。先行クリオグリで決勝に勝てる可能性も十分にあると思う。
どうしてもA決勝で優勝したい、時間なら膨大にある、という方は追込クリオグリに挑戦してみても良いかもしれない。ただし、相当の覚悟と労力は必要である。
そして、たとえ完成したとして、チャンミは究極の運ゲーである。本番で格上に当たる、事故負けするなどしても、今後のモチベが消えない自信がある者のみ挑むと良いだろう。
ちなみに私はモチベを失いたくないので、クリオグリを出さないか、先行クリオグリを育成すると思う。